SUMMER SONIC 2012 公式サイト http://www.summersonic.com/2012/

全体を通して運営に対する不満が凄くあった。挙げたらきりがないので、3つほど。。

1つめ
幕張には10:00に到着したのに、リストバンド交換場所が2日間の通し券はマリンスタジアムのみで、しかも長蛇の列!
おまけにスタッフが1人づつにリストバンドをつけているというお粗末さ。。
RIJみたいに入場者に渡して各々が自分でつけるか、譲渡防止のためそうしているのであれば、初日くらいはせめて、入口の数をもっともっと増やすべきでじゃなかろうか。

2つめ
セーフティーエリア柵の間近でperfumeを見ていた時、体調不良のため周りで離脱者が10人以上出たが、スタッフが追いついていない。ただ追いついてないんなら分かるけど、ゼンゼン追いついてない。
周りのお客さんが柵を飛び越えて入って抱えあげたりしてたからね。。

3つめ
グッズ販売時のの誘導
列が途中から「流れている方」と「並んでいる方」の2列に分かれていた。流れている方についていくが、並んでいる方が、お目当ての「MWAM」のグッズの列だった。アナウンスくらいしろよ。もう一回出口まで出て並ばなくてはなったんだから。

あとは毎度の事ながら仕方がないんだけれども、野外にド~ンとステージが1つあれば360℃すべてが出入口になるけれど、屋内は出入口が限られているから、とにかく移動に時間がかかる。


なわけで、各アーティスト・レポを以下に


■MAN WITH A MISSION
2日間を通りしての自分の中のメイン・アクトであり、結果的にベスト・アクトであった。
リストバンド交換に時間を費やした挙句、想像以上の凄い人数が詰めかけていたため1曲目には間に合いませんでしたが、「smell like」も「mash up」も聞け、オーディエンスを含めたパフォーマンスにも最高に満足でした。

まだブレイク前で認知度もそんなにないから混んでないだろうと思っていたのですが、甘かった。
音楽好きは知ってるんだな~と妙に感心しながら、入場規制の会場に感慨深いものもありました。

こういうバンドこそ万人の大衆に認められて受け入れられて欲しいと心から願います。

でも、10年どころか、もしかして5年も・・・もたないかも
だって全力なんだもの。そんな感じで走ってたら肉体も精神も持たないよ。。
そんな儚(はかな)さが魅力でもあるからこそ今見ておきたい。

■JUN SKY WALKER(S)
我が青春時代はバンドブームでありましてカラオケブームでもありました。
「歩いてゆこう」なんかも青春時代の1曲であります。
自分の中の絶対に譲れないロックスターの基準の一つがありまして、それは・・・

太らないこと!!!

これは絶対必要不可欠な要素であり、ジュンスカはメンバー4人とも体現している、それだけでも素晴らしいプロ意識のあるバンドでもあります。

■GREEN DAY
マリンスタジアムのトリであります。
まあとにかくGREEN DAYのTシャツ着ている人が多かった一日でした。

dookie時にチッタかクアトロでみて以来なので、15年ぶりくらいになるんだろうか。
当時の印象は、良くも悪くもオーディエンスも含めて、とにかく若さの勢いまかせの馬鹿騒ぎ。

それが今やスタジアムを満員にし、最前列から最後列まで一つにまとめあげるまでの力量・楽曲・パフォーマンスを持つにいたり感慨深い。
途中、「Hey Jude」や「サバスのparanoid?のリフだったかな」を挟んでくるあたりにロック小僧のハートは掴まれてしまう。

なんて言えばいいのか、感覚てきには近所のチンピラが大統領にまで上ってしまった感じ

ってな具合で、リストバンド交換やグッズを買うのにかなり並んでいたりして結局初日は3組しかみれませんでした。

昨日の教訓を生かし、10:00に会場入り、早々にメッセで「ももクロ」グッズを買い、マリンに移動後「perfume」グッズ購入。
再びメッセにもどり、購入したグッズをクロークに預け準備完了。あとはライブに全精力を費やすのみ!

■阿部真央
先々週のRIJでは見られず、本日はじめまして。
自分の中の印象では、湯川潮音みたいに落ち着いた感じで淡々とやるのかなと思っていたが随分違ってた。

倉木麻衣のようであり椎名林檎のようでもある。

なんというか、自分の中では

マドンナのようでありブリトニー・スピアーズのようでもある「クリスティーナ・アギレラ」的なポジションに感じてしまった。


■perfume
最前列からの放水がギリギリ届くくらいの位置でみました。

・・・にしても、perfumeに限らず前方エリアに来て、人並みにもまれて「痛いだの」「押すなだの」言っているのは何なんだろうか??
そういうエリアなんだからしょうがないと思うんだが。。
間近でみたいという安易な気持ちだけで来てしまった自己責任ということであまり騒がないでいただきたい。

と、肝心のperfumeは前日のGREEN DAY 同様、満員のスタジアムでも気負いすることなく、かつ堂々としていて、見事なまでの一体感を
作り上げておりました。
広島の地方アイドルからの叩き上げでここまでくるのにはどれほどの困難・苦難を乗り越えてきたかと、あることないこと勝手に想像しながら泣きそうになっている自分がいました。

メンバーも最後、ウルウルッて来てましたね。。


■フーバスタンク
見たい見たいと思いながらも本日はじめまして。
ここ数年、MLBハイライトで使われていた「My Turn」以外、ほとんど聞いてなかったので曲を聞きながら「あ~この曲か」と思い出しながら見てました。
「The Reason」・・・曲の歌詞には全く関係ないんですけどこの曲を聴くたびに何故か9.11の事が思い出され当時の心境など色々思い出し感慨深かったです。

女性のファンが多かったのはちょっと驚き。


■ももいろクローバーZ
フェスじゃなきゃ見ることもできないと思うので、リアーナを捨ててみました。
後日聞くところによるとセトリが良くなかったみたいですが、「ゴレンジャーみたいな格好をしたアイドル」 くらいの認識しかない私にとってはあまり関係なく、モノノフ達をみているだけでも十二分に楽しめましたし、

「ファンの言うことすべて聞いちゃあロクなことがない」と永ちゃんがいうように

大阪・東京と同じセトリで演るアーティストがほとんどの中、ガラッと変えてくる「ももクロ」に僕は前衛的なロック魂をみました。
だって、前日大阪で演って、午前中、東京に移動してほとんどリハなしで前日と全く違うことを演るっていうのは、
相当な勇気がいるし、ミスするリスクも高くなるわけだし、精神的も肉体的にも大変だろう。
ましてや、そこまでサマソニに勝負かける必要もないのに自ら勝負をかけ追い込んでいるその精神性は誉めてあげたい。

アイドル進化論の中でアイドルを含む歌手が日本で売れるための必要不可欠な一つの要素として「ヤンキー度」というものを挙げていたが、 「ももクロ」はまさに体現しているわけで、

「今日は私たちがくたばるか、お前たちがくたばるか、勝負だ!」って、長渕剛じゃないんだから(笑

いや~事件起こさず、フライデーされず頑張って欲しいな~~

 





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